コミティア94レポート(10/11/18)
★先日14日に東京で「コミティア94」という、オリジナル同人誌の即売会が開催され、実はそこに参加していました。
サークル名は「mmm」、美大生の友人ライスと二人でやっているサークルですが、今回は友人の都合が合わないため1人で参加。
当日のスペースは「な-30b」でした。
前回のコミティア93は一応お絵描き掲示板に予告していましたが、今回は予告なしの参加でした。というのも…
実は前日まで新刊の原稿&製本作業に追われ、前回のコミティア93のごとくまた落とすのでは…と考えると怖いと申し訳ないとで
予告できなかったのです…!まだ慣れない同人活動なので、しばらく安定しない状態が続くと思います。申し訳ないです。
★ここから作品の紹介。新刊は「くるくる」という、28PのB5サイズコピー本を出しました。友人が前日にアシスタントをしてくれたお陰で完成できた本です。
物つくりの得意な大工の男の、素朴なお話です。↓
クリックでページのサンプルを見ることができます。
それからもう1つ、既刊である「陽太とケン」も売りに出しました。こちらは犬と少年のお話。B5サイズコピー本です。↓
クリックでページのサンプルを見ることができます。全14P。実際の本では、本編にピンクの色紙を使っています。
★金額はどちらとも200円で売り(「くるくる」は当初300円で売っていたが全く売れず、購入者がいない内に値下げ)、
当日で合計4冊売ることができました。うーん、漫画の道は険しい…。もっと作品数と経験を増やさないと…
琉備の浪士さんが来てくれて、「くるくる」を買って頂けました^^前回も「陽太とケン」を買ってもらって…ありがたい限りです。
しかもしばらく売り子まで代わってもらえることに。お陰で出張の編集部に原稿を見せる&食事をすませることができました。
おまけに琉備さんの方が接客が上手い…!目が合ったお客さんに笑顔で声を掛けて試し読みを勧めていました。強引な感じでなくあくまでさりげなく。そして客がその場を去っても「有難うございました」と一言。
私はと言えば徹夜明けと人見知りであまりお客さんに話しかけられず素通りされ、苦し紛れにスケッチブックに女の子を描いて誘惑(?)という体たらく…!
誘惑する女性 誘惑されない人々
★また今回は売りに出していませんでしたが、こちらは友人ライスと作った合同イラスト本で、初めて作った同人誌です。
最初はこれと自作の絵葉書を売っていました。
クリックでページのサンプルを見ることができます。友人ライスとそれぞれ4枚のイラストを描く。
ちなみにこの本を作った時は、試しに同人活動をちょっと体験してみるというつもりだったので、
ペンネームは適当に「コバヤシ」とつけています。
★そうそう、上でちょっと述べた漫画の出張編集部について。
コミティア会場では毎回(かな?)漫画や小説、イラストの出版社の編集者さんが出向いて
持込の受付をしてくれるスペースが設けられています。今回ここで雑誌「モーニング」の編集者の方の一人に「くるくる」を
持ち込んで読んでもらいました。編集者は他に数名いて、それぞれ持ち込んだ作者さんの作品を読んで何やら批評・アドバイスをしています。
褒める言葉もあれば厳しい言葉も聞こえてきて、待っている自分も緊張しました。
私はどうだったかというと、担当してくれた編集の方には思ったより好印象を持ってもらえたようで、ちょっと安心しました。
というのも、好きな漫画の趣味が合ってたので、その影響を受けてる自分の作風も気に入ってくれたのだと思います。
…楳図かずおその他お互いの好きな漫画家の話で盛り上がってしまいました。
ただ好印象は持ってもらえたものの、売れるかというのは話が別で「売れるか売れないかと言えば、売れないけどこれはこれでいいと思う」
ということでした。
★こんな感じの微妙な結果で終わったコミティアでした。次回のコミティア95は2月13日開催…参加するかもしれません。
ただプライベートが忙しいため、その時は新刊なしの販売になると思います。
参加の際はよろしくお願いします!